大型特殊二種・試験奮闘記    

大特
■2004年(平成16年)

point  3月22日(月)雨  二俣川試験場・大特二種適性検査

午前に大特一種を合格して、免許証を1時10分にもらうことが出来たので、午後の受付で大特二種の申請を行いました。
申請書を作り適性検査を行います。

いつものようにD窓口に並び適性検査(視力検査と深視力検査)を行い、その後はともぴーさんと世間話をしながら技能試験通知書が出来上がるのを待ちました。
すると15時半ごろ放送が入り、集合場所である受付前に行ってみると、みんなの技能試験通知書を持った事務員(女性)の方がいました。
放送が入ってすぐ行ったせいか、まだ私とともぴーさんの二人しか来ていません。
すると事務員の方が私に向かって「名前は?」と聞いてきたので「おーちゃんです」と答えると、何枚かある技能試験通知書の中から私のをさがして「もう、わかるよね?」と聞いてきました。
私は「はい、わかります」と答えると、技能試験通知書を私に渡し「じゃー、もう帰っていいですよ」と言われました^^;
ともぴーさんも同様な感じで技能試験通知書をもらったらしく、みんなが集まる前に二人して試験場を後にしました。
そういえば適性検査をしてくれた事務員の人も「私、以前にも貴方の適性検査したことあるわね!?」と言われたことを思い出しました。
結構、顔を覚えられているみたいですね^^;

ちなみに技能試験日は、二日後の24日午後でした。
その日はもちろんキャンセルです。


point  4月5日(月)晴れ  二俣川試験場・大特二種技能試験(1回目)

もう、受験するのを4月下旬だの5月だのって待ってられなくなり、今日受験することにしました。
いつも通りに朝7時前に立体駐車場に着き、7時10分ごろ開門となり、キャンセル待ちのノートへ名前を書き込みます。
キャンセル待ちの大特欄では私が一番です。
ちなみに大型一種はこの時点で、7・8人いました。ビックリです!

このまま建物の中にいるのも暇なので、コースの下見をしに行きました。
今日で大特のコースを下見するのは4回目です。
特に何するわけでもなく、大特の方向変換の場所からグルッと運動をする気分でコースを回って来ました。
なんか体調が悪いのか寒気がします。

2号館に戻り、温かいコーヒーを飲みながら椅子に座って待っていると、隣に座った人が半袖のTシャツを着てる姿を見てビックリしました^^;
私は長袖のTシャツ&柄シャツ、そしてジャンバーを着てても寒いのに、半袖Tシャツとはなんじゃ!?と思いました。
その人を見てると、更に寒くなりそうだったので、なるべく見ないようにしていました。

そうこうしていると、8時45分が過ぎてキャンセル待ちについての放送が入りました。
大型二種と大型一種は混んでるせいか、キャンセル待ちしたみんなが受験できるわけでは無かったみたいです。
その他の受験者は全員受験できるみたいなので受付に行くと、な・なんと初コース(2号コース)で1番です。
なんでキャンセル待ちの俺が1番なんだ!と思いながら、まさか大特受験、俺だけじゃないよなと思いつつ待合室へ向かいました。

9時過ぎに試験官が来たのですが、その試験官はけん引二種の時の2・3回目に当たった、ちょっと苦手な人です。
試験官が「じゃー、大特集まって」との声に行くと、私一人しかいません。
試験官「おーちゃんですか?」
私「はい」
試験官「じゃ、コース説明するよ」
「ゲッ!マジ!俺一人かよ!」と思いながら、試験官の説明を聞きました。
説明が終わると試験官が「今、大特の試験を行なっているので、その試験が終わってから行ないます。」
「そうですね、だいたい10時半頃になると思います。そのころ放送が入りますので、放送が入ったら発着所7番へ来てください」とのことです。
同じ事をけん引の説明でもしていました。
まぁ、しょうがいないよなと思いながら待つことにしました。

待つこと1時間半が経ち10時半です。
そろそろ放送が入るのかなと待っていると、安全協会の事務室から試験官が一人出てきて「大特、けん引、発着所へ降りて」とコース説明をした試験官じゃない試験官が、発着所へ一緒に降りて行きます。
そして歩きながら私に「今、中折れ式の試験車が故障しているから、発表等が遅れるかもしれません」みたいなことを言って、慌しく後輪操舵の試験車を発着所まで運転してきました。
すると試験官が「早く乗って!」とのこと。
何そんなに急いでいるんだ!?と思いながら試験車へ乗り込みました。
免許証を渡すと「おーちゃんさんね」と早々に免許証を返され、「準備ができたらスタートして」と言われたので、準備が出来次第スタートをしました。

とにかく初めてのコースですが二種なので直線は飛ばし、右左折では徐行でゆっくり回り、特に左折は大回りしない事を気をつけました。
1番交差点を左折して課題速度1800回転を維持して走行し、立体駐車場抜けたすぐを左折します。
大通りを右折して外周へ出て方向変換へ向かいます。
初の右方向変換の始まりです。
操作は左方向変換と同じで、右前輪が角に来てワンテンポ置いてからハンドルを右へ全部切ります。
すると、左後輪が水切りの中心あたりを通過します。
右前輪は余裕で通過するので、あとは左後輪を水切り端の合わせ、縁石と平行になるようにバックして車体を左側へ寄せます。
この時、左前輪が縁石に接触しないように気をつけます。
うまい具合に入ったら、ウィンカーを左に出し左右後方と左右確認を行い左へ出庫します。
方向変換を後にしたら、手前の踏切へ向かいます。
この時、後の試験官が「どこかで、練習したんですか?」と聞いて来ました。
私は無我夢中で運転している中「大型一種を持っているので・・・・あ、違います大特を最近取ったので・・・」と分けの分からないことを返答してしまいました。
試験官もそれからは何も話してきません。^^;
進路変更時にちょっとふらついたりしましたが、無事発着所へ戻って来ました。

サイドブレーキを引き、ギアをNに入れ、今回はパケットをちゃんと最後まで下ろしてエンジンの停止をします。
さて、なんて言われるかな?と思っていると、「はい、降りて。次!」と言われました。
次って俺だけじゃないの?と思っていると、もう一人の受験者がそこにいました。
いたんだ!?と思いながら降りると試験官が「早く乗って!!」と次の受験者へ怒鳴っています。
なんでそんなに急がせるの???と思っていると、故障していた中折れ式の試験車両が直ったという話を、団体者の上司(スーツ着た人)と作業着を着た受験者の間で話しをしていました。
この団体者の試験を早く行ないたい為に、我々の試験を急がせているんだなと思ったら、段々腹が立って来ました。

この人達のそばに居るのは嫌だったので、技能試験受付場所の後方の椅子に腰掛け合格発表がくるのを待ちました。
うしろでは、学科の合格発表を待っている人たちがいますが、こちらも発表が遅れているみたいです。
なんかすべての遅れが、あの団体者のせいに思えてしょうがないです^^;

12時頃、「大特を受けた、おーちゃんさんと○△◇☆さんは技能試験受付前まで来て下さい」と呼ばれました。
受付まで行って開いている窓口で「おーちゃんですけど」と言うと、一番端が開くからそっちへ行ってと言われました。
一番端へ行くと試験を担当した試験官が窓を開け、私の顔を見るなり「1,750円の証紙買って来て」と言ってきたのです。
合格したんだと思いましたが、なんかそっけない合格発表だなと思いながら証紙を買い試験官へ渡します。
試験官は、もう一人の受験者と話をしているせいか、私に対して何の説明もなく「もういいよ」みたいな感じで窓が閉められました。

なんだよ!と思いながら写真撮影の為、2階へ上がっていき写真撮影の時を待ちます。

しかし、15分が過ぎ、30分が過ぎ、45分が過ぎても呼ばれません。
私は13時までに会社へ電話する用事があったので、早く駐車場へ行って車内から電話したかったのです。(静かな所で電話したかったので)
しょうがないので、その旨を事務員の人に言って電話して来ることにしました。
すると事務員の人が「午前中の技能試験で合格した人は、50分か55分位にいればいいですよ」と言われたのです。
「なに!そうなの!?」と思いながら、とりあえず駐車場まで走って車内から会社へ電話し、また慌てて戻ります。
「なーんだよ!あの時、試験官がちゃーんと教えてくれれば、こんな無駄な時間を使わなくてすんだのに!」と思うと少し腹が立ちます。
試験場へ戻るとすぐ、写真撮影をするための書類を返されました。
点数を見ると85点です。
85点なら何か1つや2つのアドバイスはあっただろうと思うと、また腹が立ってきます。
なんのアドバイスも無かったので、100点か!?みたいな気持ちでいたのに、バカみたいじゃねぇ−か!とまた腹が立ちます!
合格して、なんで腹を立てなくてはいけないんだ!?と思うとまた腹が立ちます。
・・・もう言うのはやめます^^;


1時10分頃、新しい免許証をもらい、そのまま自宅へ帰ろうかと思ったのですが、1度大特の方向変換でも見物しようと思い、立体駐車場の一番端まで行って大特の試験が行なわれるのを待ちます。

そこに一人の若者がいたのですが、その人の話を聞くと、午後キャンセル待ちで大特を受験しようとしたら、キャンセル待ちに空きが無く受験できなかったそうです。
しかも、キャンセル待ちは1番だったみたいです。
キャンセル待ち1番で受験できないとすると、午後の大特受験者は人数が多いんだなと思いながら待っていると、ようやく大特の試験が始まりました。
コースは1号コースです。

一人目は方向変換後、試験中止になったみたいで、二人目は完走しました。
三人目が来るのを待っていると、なかなか来ません。
もう大特の試験は終わったみたいです。
受験者二人でキャンセル待ち1番目の人が受験できないなんて、少しひどすぎる感じがしました。
もしかしたら、午前の団体受験者が関係しているのかなと思ってしまいます。
そんなことを考えながら、車内に乗り込み自宅へと帰りました。

さ〜てこれで、四輪制覇することが出来ました!^^
試験場では、いろんな出会いがあり、そしてこのHPを通じて知り合った方達とお会いする事も出来、ほんと楽しかったです。
また機会があれば試験場に出現しますので、その時はそこにいる方、ヨロシクです!
それでは、長々とありがとうございました!
またお会いしましょう!!!!^^


大特二種免許

大特二種免許証

大特二種免許取得金額
区 分単 価回 数料 金
受 験 料3,30013,300円
貸 車 代1,10011,100円
免許証交付1,75011,750円
合 計 金 額 6,150円





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