大型特殊一種・試験奮闘記    

大特
■2004年(平成16年)

point  2月16日(月)晴れ  二俣川試験場・大特一種適性検査

本当は今日、大特一種の申請が目的で二俣川試験場へ来たわけではないのです。
実は後日に○○△△バス(嘱託)採用試験を受験するために運転記録証明書(5年間)が必要だったので、それをもらいに来ました。
しかし、午前半休をわざわざして来てるので、それじゃついでにと言うことで大特一種の申請も行うことにしたのです。
いつものように申請書を作り適性検査を行いました。
適性検査では視力検査を行い、その後、深視力を行うと思っていたので待っていると、「はい、いいですよ」と言われ、結局、深視力は行いませんでした。
あとで話を聞いたところ、大特一種は深視力の検査を行わないそうです。
(大特二種の適性検査では深視力はあるみたいです)
10時40分頃、運転免許技能試験通知書をもらい技能試験日を見ると、二日後の18日午前でした。
会社の都合で、当分の間は試験を受けることが出来ないので、その日はキャンセルになります。


point  3月5日(金)晴れ  二俣川試験場・大特一種技能試験(1回目)

明日オフ会があるので、話題作りにでもと思い試験を受けることにしました。

いつものように7時には立体駐車場へ到着します。
7時10分頃門が開かれ、早速キャンセル待ちの手続き(ノートに書くだけですが・・・)をし、コースの下見をしました。
いまさら、コースの下見はないのですが、1回位は大特の方向変換を見ておかなくてはと思ったからです。

今日はキャンセル待ち全員が受験できるみたいなのでよかったです。
たまに、けん引と大特は試験をしない日があると聞いていたので、試験が出来て本当によかったです。^^
本日の大特受験者は3人で、キャンセル待ちは私1人だけでした。
大特の受験者は少ないと聞いていましたが、マジ少ないんですね^^;

コースは1号コースで3番です。
今回は1回目ということもあり、まずは大特に慣れることを目標に今日は挑みました。
私の前に受けた二人は無事完走をして帰って来ました。
私もなんとか完走をしたいと思いながら車両に乗り込み、荷物を試験官の足元に置かしてもらい、免許証の提示と名前を告げました。
そして、いつも通りシートベルトをして、座席の調整・ミラーの調整・サイドブレーキの確認・ギアNの確認をして、「準備が出来たらスタート」とのことなので、エンジンキーをまわしました。
しかし、うんともすんともいいません。エンジンが始動しないのです。
「あれ?」と思い、ギアがNに入っているか確認し、再びキーをまわしました。
やはり始動しません。「なんで?」と思いながら、キーの左横にあるツマミを何気にひっぱたら、突然、ワイパーが動きだしました。
そうなのです、そのツマミはワイパーのツマミだったのです。(恥ずかしい!^^;)
マズイ・マズイと思いながらワイパーを停止させ、再びギアの確認をしていたら、「何やってんの?ギアがNに入っていないと動かないよ。」と後の試験官に言われちゃいました。
内心「わかってんよ!Nだと思っているんだけど動かないんだよ!」と思いながら、キーをまわしたらやっとこさエンジンが始動してくれました。
いったいなんだったんだ!?

気を取り直してパケットを上げ、ギアを2速に入れサイドブレーキを外し安全確認後やっとスタートです。
アクセルを踏むと、すごいエンジン音でゆっくり動き始め、慣れない運転でやっとこさコースに出ることができました。
最初っから、直線はガンガン行こうと決めていたので、1番交差点に向かう直線で早速飛ばしました!
するとハンドルが軽いため、ちょっとした振動でハンドルを握っている手が動いてしまい、まっすぐ走ろうと思ってもなかなかうまく走れません。
そして、1番交差点を左折するのですが、スピードを落とさず左折した為、これが大回りになってしまい最悪です!
ここで半分諦めモードになりました。

立体駐車場下の課題速度は、1800回転を維持しながら走行するのですが、いまだにまっすぐ走ることが出来ていません。
立体駐車場下を抜け、徐行標識により徐行を始め、左側坂下あたりの安全確認をして速度を上げ、鋭角ぎみの所を左折します。
ここでも左折大回り!
しかも、ウインカーは自分で戻さなくてはいけないことをすっかり忘れていたため、次の左折まで左のウインカーを出しっぱなしの状態です。
そしてそこを左折して、更にその先を左折していよいよ大特の方向変換です。

確か前輪の中心が角に来たらハンドルをフルに切るようなことがHPに書かれていました。
そのことを思い出しなが方向変換を行います。
するとうまく入りました!!
が、右側へ寄せなくてはいけないのに、左側へ寄せてしまったのです。
これじゃ出れないので、切り返しを行います。
ぎこちなく切り返しをして、なんとか無事に脱出することができました。
あとは無我夢中でコースを回って1回目で完走することができました。
パケットを下ろしエンジンを停止して試験終了です。

試験官「はじめて運転して、どうだった?」
「まっすぐ走ることができませんでした。」
試験官「そうだね。あと、左折も大回りになっていたね。でも走りはいいよ!次は絶対、合格する!!!
と言ってくれました。う〜ん、何を根拠に次は合格すると言ってるんだか不思議でしょうがないです。
方向変換も運良く入れることができた感じなので、次も入るとは限らないのに・・・。
そして左折、これもいまいち感覚がつかめていません。
とりあえず、「次、頑張ります」と答え下車しました。

合格発表は11時50分位に行われ、やはり不合格でした。
まぁ、1回目はしょうがないと言う気持ちで会社へ向かいました。
(ちなみに次の指定日は、8日(月)午前ですが、ムリなのでキャンセルします。)
明日のオフ会、楽しみやぁー!!^^
でも合格報告できないので残念です。

ところで今日、りょうさんもけん引二種を受験しに来ていました。
りょうさんの結果は、見事一発合格です!
さすがや!!明日のオフ会でいい結果を報告できることが羨ましく思いました^^;


point  3月10日(水)晴れ  二俣川試験場・大特一種技能試験(2回目)

6日のオフ会で、10日試験受けに行きます!と言ったからには受けるしかないと心に決め、キャンセル待ちで受験することにしました。

今日は、ありがたいことに応援者が来てくれました。
その方達は、しのさん・fujiさん・こいしさんです。
みなさん忙しいのに、応援に来てくれてマジ嬉しかったです!
どうも、ありがとうございました!!!
そして、taruさんも大型二種を受けに来られていたので、オフ会か!?と思うような感じでした^^
なので、なんとか今日合格したい!という気持ちを強く持ち試験に挑みました。

今日もキャンセル待ち全員が受験できました。
しかし、今日の大特受験者は総勢7名です。
大特にしてはこの大人数、珍しいと思います。
そして自分の受験番号は6番で、コースは前回同様1号コースです。
自分の番がくるまでみんなと話をしながら待っていました。
ようやく自分の番が来て車両に乗り込み、いつも通り座席などの準備を行い、そしてエンジンを始動しようとしましたが、またもや始動しません。
「またかよ!」と思いながら、ギアがNになっているか確認をして、エンジンキーをまわします。
しかし、エンジンは始動してくれません。
(本人はギアがNに入っていると思い込んでいます^^;)
イライラしている中、思わずまたワイパーのボタンをONにしてしまい、ワイパーが動き始めてしまいました。^^;
慌ててスイッチをOFFにすると、後ろ(試験官)から「何?2回目なのに操作がわからないの?」と聞いてきたので、「分かります!」と答えながらキーを回したらやっとエンジンが動いてくれました。
いったい何なんだ!?と心で叫びながら、ようやくスタートです。

走りは相変わらず真っ直ぐ走れていない感じでしたが、左折はうまい具合に曲がれたと思います。
そしてなんとか、方向変換まで来ました。
前回逆に寄せてしまったので、気をつけながら操作したつもりが、な、な、なんとまた前回と同じ過ちをしてしまいました。
そうです、また逆へ寄せてしまったのです。(T_T)
それで切り返しを行ったのですが、今回はちょっと雑に切り返しをしてしまい、左前輪が縁せきに乗り上げたと言うことで試験中止になりました。
立体駐車場からみんなが見てくれていたのに、カッコ悪いところを見せてしまったと恥ずかしい気持ちで発着所へ帰ります。

発着所に着き試験官から「方向変換は、もう1回切り返せばよかったのに。あと、まっすぐに走れていないよ。私は減点しなかったけど、減点されてもおかしくないからね。」と注意されました。
真っ直ぐ走るコツとして、ツマミを軽く握りハンドルの上に腕を載せる感じで肩の力を抜いて走ればいいと教えてくれました。
次回はそのやり方で試したいと思います。
しかし前回、絶対合格するって試験官から言われていたが、やはりそんなことは無かった・・・^^;
(まぁ、方向変換でお帰りじゃー、しょうがないか^^;)
11時50分頃、合格発表があり次の指定日は12日(金)午後でした。
もちろん会社の都合でキャンセルです。
次の受験は4月下旬か5月に入ってしまうかもしれないと思うと、ちょっと憂鬱です。
ハァーどうしよう・・・

今回、みんなが見てるというプレッシャーは無かったのですが、方向変換がうまくいかなかったのが、マジ悔しいですね。
みんなにいいところを見せたかった^^;
しのさん・fujiさん・こいしさん、ほんと来てくれてありがとうございました!!
楽しかったです^^


point  3月22日(月)雨  二俣川試験場・大特一種技能試験(3回目)

4月なんて待ってられないと思い、今日会社を休んで試験を受けることにしました^^;

いつものように7時に立体駐車場へ到着し、7時10分頃門が開かれ、キャンセル待ちのノートに名前を書き、方向変換が気になったので、イメージトレーニングをしながらコースの下見を行ないました。

さて今日のコースは、今回も1号コースです。
受験番号は5番です。(総勢6名)
3回連続1号コースなので、なんとか今日決めたいとこです。
技能試験待合室へ行ってみると、そこにともぴーさんが居ました。
大特二種を受験するということで、ともぴーさんの受験番号は1番です。

試験が始まり、自分の番が来ました。
いつも通りに準備を行い、エンジンキーを回します。
今回は一発で始動してくれよと心に思いながら回すと、一発で始動してくれました。
ヨッシャー!ってな感じです。(オーバーな^^;)
ギアを2速に変え、サイドブレーキを下ろし、ウィンカーを出し安全確認をしてスタートです。

14番からコースに出て、1番交差点まで直進します。
前回、試験官が教えてくれた通りのハンドルの握り方で行なったところ、前回以上に真っ直ぐ走ることができました。
またもや「ヨッシャー!」てな感じで、あとは左折と方向変換がうまく出来れば何とかなると思いました。
まず最初の1番交差点では、左折手前で目一杯スピードを落とし、左前輪が水切りに沿うようにハンドル調整しながら、ゆっくりと左折していきます。
左折したら立体駐車場下を課題速度1800回転で走行します。
立体駐車場下を出ると徐行標識があるので、そこから左側坂道下手前まで徐行し、安全の確認ができたらスピードを上げます。
次に10番鋭角のところを左折しますが、左折手前でスピードを落としゆっくりと左折します。
そして更に9番を左折して方向変換へと向かいます。
方向変換するスペースの中を目視で確認をし、すこし通り過ぎて停車します。

ギアをRに入れ5点確認を行い、方向変換スタートです。
左前輪が角に来たらハンドルを左一杯に切ってバックして行きますが、全2回とも左側へ寄ってしまったので、今回は「ここだ!」と思ってからワンテンポ遅らせてから、ハンドルを切ることにしました。
するとちょうどいい感じで、右後輪が水切り端の所を通ります。
あとは、右後輪が縁石と平行にバックしていけばOKです。
今考えてみると、左前輪が縁せきに接触するかの確認するのを忘れていました。^^;
たぶん、右後輪が水切りの端を通っていたので、感覚的に左前輪は大丈夫と判断していたのかもしれません。
右側の縁せきと車体が平行になり、前輪が収まったのを確認してから停車します。

そして、右へウィンカーを出し左右安全の確認を行い出庫します。
(大特の方向変換は、入った旨を試験に伝えなくてもいいみたいです。)
あとは気を抜かず、右左折する時はスピードを落としてゆっくり曲がる、そして踏切ではゆっくり通過して、直線ではスピードを出し蛇行にならないように気をつけながら発着所へ向かいます。

発着所到着後、サイドブレーキを引き・ギアをNに入れ・パケットを下ろしてエンジンを停止して試験終了です。
と思ったら、試験官から「パケット最後まで下ろして!」と言われました。
「え!?下ろしたよ」と思いながらパケットを見てみると、45度位の角度で止まっているのです!^^;
「ゲッ!!まずい!最後まで下ろしていないんだ!!」と気づき、パケットを下ろそうと思いエンジンキーを回そうとしたら、「もういいよ、そのままで」と冷たい口調で言われました。
そして「13番(見通しの悪い交差点)を過ぎたところで右側へ進路変更するけど、もっと寄せないとダメだよ。この時安全確認が出来ていなかったから、寄せる事が出来なかったんだな。他はちゃんと安全確認が出来ていたのにね。」と言われました。
そうです、ここまで来て中央線を踏むのが怖かったので、寄せが甘くなったのです。

そして合格発表までの時間、あの一箇所の注意だけなら合格してる気もするし、でも下ろし忘れたパケットを直そうとした時の「もういいよ、そのままで」という試験官の言葉が気になります。
これはどういう意味なのか。
どうせ不合格だから「もういいよ、そのままで」ということなのか、それとも本当にただの「もういいよ、そのままで」なのか・・・。
ともぴーさんから「大丈夫ですよ」と励ましてもらい、合格発表の時を待ちました。

11時50分位になってやっと合格発表です。
受験者が受付窓口に集まります。
すると試験官から「おーちゃん
私「はい!」
試験官「合格だから証紙買って来て。以上、合格者は1名」
という感じでした。
やった!と思いながら証紙を買いに走りました。
点数は思っていた以上に良く90点です。
パケットの下ろし忘れは関係なかった・・・と思います。

午後1時10分頃、新たな「大特」が入った免許証をもらい、ほんとに良かったと胸を撫で下ろしました。
さて、四輪で残す免許は大特二種のみとなりました。
「大特」が入った免許証を、午後の受付時間内にもらうことが出来たので、大特二種の申請をすることにしました。
って言うか、合格したら最初っからそのつもりでしたが・・・^^;
ともぴーさんもけん引二種の申請をするということで、世間話しをしながら時間を潰すことができました。^^
一応、大特一種についてはここまでです。
ありがとうございました!!!

次は大特二種体験記でお会いしましょう!^^

大特一種免許

大特一種免許証

大特一種免許取得金額
区 分単 価回 数料 金
受 験 料3,30039,900円
貸 車 代1,10033,300円
免許証交付1,75011,750円
合 計 金 額 14,950円





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