路上試験について    

大型二種の路上試験は、場内試験で点数が80点以上残っている人が試験を受けることができます。
そして、この路上試験の点数は、場内試験からの点数がそのまま引き継がれ、場内試験と同様、減点方式で採点されます。
最終的に80点以上点数が残っている人が合格となります。
できるだけ、場内試験で減点されないで路上試験を受けることがカギになります。

課題種目としては、停留所を見立てた停車を3回行います。
これは、各コース内で3回、電信柱や水銀灯、標識などを停留所にみたてて、乗降口がそれに合わせて停車できるかどうかを行います。
乗降口が合わなかったら、減点対象になってしまいます。
だいたい乗降口の幅以内に指定された電信柱や水銀灯、標識などが合えばOKみたいです。


補助ブレーキについて    追記(平成15年10月12日)

路上では当然一般車が走行しているため、この一般車によって路上試験の結果を左右される場合も出てきます。
道を譲ってくれる善良な運転手もいれば、急な割り込み・幅寄せなどで嫌がらせをしてくる運転手もいます。
その中で、我々受験者は路上試験を行わなければなりません。
もし試験中、後者の運転手により急ブレーキを踏まなくてはならない状況が起きた時、たいがいの試験官も同時に補助ブレーキを踏むと思います。いや、絶対踏みます!
そして試験官から補助ブレーキを踏まれると、だいたい『落ちた!不合格!』と思いがちですが、そんなことはないみたいです。
メールを頂いた方で、実際このような体験をされた方がいました。
この時は嫌がらせではなく、交差点を通過する時、対向車が突然バスの前を横切るように右折してきた様です。
とっさに急ブレーキをかけた様ですが、試験官も同時に補助ブレーキを踏んだそうです。
その瞬間、受験者は『あー、終わった!』と思ったそうです。
しかし、試験官から運転代わってというような事も言われていないので、引き続き練習のつもりで最後まで試験を行ったそうです。
そして合格発表。受験者はみごとに合格できたみたいです。
試験官の合格理由としては『受験者の運転には問題は無く、相手の運転手が危険を招いた行為。あれを減点していたら、本来合格できるものが合格できなくなる。』との理由だそうです。
そうです、補助ブレーキ踏まれても、時と場合によっては大丈夫(不合格にならない)ということもあるのです。
自分で勝手に不合格と思わないで下さいね。
もし試験中、補助ブレーキ踏まれても、試験官から何も言われなければ最後まで諦めず頑張って下さい!
これは、大型二種だけじゃなく、他の試験にも言えることだと思います。

しかし、こういう考えの試験官もいるっていうのが、ちょっと嬉しかったです。^^

バス





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